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RSウイルスは乳児がかかりやすい?感染経路と予防法、治療法は?

公開日: : 最終更新日:2016/10/04 健康

乳幼児のお子さんをお持ちのお母さんで、今回の風邪インフルエンザではなかったけど何だかいつもより咳や鼻水がひどい気がすると、思ったことはありませんか?

 

たぶんそれはRSウイルスが原因の風邪です。

でもRSウイルスって聞きなれないですよね。

 

◦RSウイルスってどんな病気?
◦主な感染経路は?
◦簡単な予防法
◦治療法はどうすればいい?

 

この記事を読んでRSウイルスのことや予防法を知りましょう。

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RSウイルスってどんな病気?

RSウイルスは「Respiratory Syncytial(呼吸器の合胞対)」と呼ばれウイルスが感染すると呼吸器の細胞が合わさって1つになることからこう呼ばれています。

麻疹ウイルスの仲間のウイルスで咽喉や気管支などの呼吸器に感染します。

 

RSウイルス感染症には6つの症状があります。

 

鼻水:鼻水やくしゃみが一般の風邪より多く数日で回復します。

 

発熱:RSウイルスに感染すると2~8日の潜伏期のあと発熱します。

発熱は数日続きますが、発熱することでRSウイルスが弱まるのですぐには解熱剤を使わずに待ちましょう

 

ただし1歳未満の乳児で38度以上の発熱が数日続くと気管支肺炎を起こすので医師の指示の通りに解熱剤を使いましょう。

 

咽喉痛・咳:多くの場合は軽く済みますが、稀に長く続くことがあります

 

喘鳴:RSウイルスに乳幼児が感染すると悪化して喘鳴を起こすことがあります。

喘鳴があると呼吸が苦しくなり呼吸困難を起こすので専門医の診察を受けましょう

 

気管支炎・肺炎:RSウイルス感染症が悪化すると気管支炎や肺炎になります。

いつもより様子が違う、熱や咳が長く続いた時は注意して下さい。

 

呼吸困難・無呼吸発作:呼吸困難や無呼吸発作は入院が必要です、早めに医師の診察を受け適切な対処をしましょう。

 

乳幼児が感染すると一気に重症化しやすいのがRSウイルス感染症の特徴です。

 

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主な感染経路は?

RSウイルスの感染経路はくしゃみや咳と一緒に飛んできて吸い込んでしまう飛沫感染・ウイルスが付いたところを触って移る接触感染です。

 

机などについたウイルスは6時間感染力があり手についたウイルスは30分感染力がある非常に感染力が強いウイルスです。最初は鼻に次に呼吸器やのどに感染します。

 

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簡単な予防法

一番の方法は手洗いです

手洗い歌です、お子さんと一緒に楽しく手洗いしてください。

 

 

手洗いの他にも重要なポイントがあります。

 

①受動喫煙の環境に長時間いない。

タバコの煙は子供の気道を刺激して咳症状が悪化します。感染後の症状の悪化を防ぎましょう。

 

②人の出入りの多いところに行かない。

 

③保育所の利用を最小限にする。

保育所や学童はRSウイルス感染症に感染しやすい場所です。

 

④乳幼児との接触は避ける。

友人以外でも家族内に風邪をひいている子がいたら寝室や入浴を別々にしましょう。

 

上のようなところにはできる限り行かない、また行動を避けることでRSウイルスに感染することを防ぐことができます。

RSウイルスに感染しやすい冬の10月~2月は特に注意してください。

 

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治療法はどうすればいい?

RSウイルスには特効薬はありません、対症療法をします。

鼻水には鼻水を止める、咳や喘鳴には気管支を広げる痰を切れやすくするお薬が出ます。風邪をひいた時と似ていますね。

 

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でも、普通の風邪よりも重症化しやすく呼吸状態が悪くなると人工呼吸器を付けることになります。

低出生体重児やダウン症のこともなどは重症化するので感染しないようにすることがとても重要です。

 

RSウイルスには予防が大事です

家族全員で手洗いを心がけ病気から子供を守りましょう。

 

 

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