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喪中はがきを受け取ったら年賀状は?寒中見舞い?喪中見舞い?

公開日: : 最終更新日:2016/10/05 マナー・しきたり

もうそろそろ年賀状の準備をしなくては。

来年の干支にちなんだかわいいデザインや子供の写真を選んでいたら、ポストの中にお友達から「喪中はがき」が届きました。

 

まだ、年賀状のあて名書きもしていない段階。

喪中はがきについてマナー、書き方を私なりに調べてみました。

 

喪中はがきを受け取ったら?
年賀状以外での返信は?
寒中見舞いの文例
喪中見舞いとは?

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喪中はがきを受け取ったら?

喪中はがきとは?

近親者が年内に亡くなった場合に喪に服しているので年末年始の挨拶を辞退する胸を伝える「年賀欠礼状」のことを言います。

 

喪中はがきは、季節関係なく送られてきますので家族宛にきたものも毎回いただくごとにチェックしておいたほうがいいですね。

 

喪中の家では、祝い事を控ますので、正月飾りや玄関に飾るしめ縄も行いませんので、喪中はがきを受け取った場合、喪中の方への年賀状を出すことはやめましょう

 

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年賀状以外での返信は?

喪中の葉書と入れ違いで年賀状を出してしまったということもあります。

「年賀欠礼状」は、基本12月半ばまで差し出します。

 

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現在、スマホで宛名、裏面もすべてネットで注文、差出しまでできる年賀状サービスを利用されている方が多くなってきていますので変更が間に合わなくて、もう年賀状が郵便局に届いてしまっているケースも考えられます。(参考までに郵便ポストの年賀状受け付け12月15日から投函可能)

 

郵便局に配達をとめてもらう方法がありますが、年賀状の時期は郵便局も繁忙期ですので対応可能できないと考えたほうがいいでしょう。

 

気づいた時点で早め(年賀状が届く前)に、年賀状をだしたお詫び故人の冥福を祈る書状での連絡をします。

お詫びの文の後に『謹んでご冥福をお祈りいたします』と思いやりの言葉を書き添えましょう。

 

クリスマスカードは、喪中の習慣とは、全く関係がないので、最近、喪中はがきの代わりに送る方が増えてきましたので参考までに。

 

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寒中見舞いの文例

寒中見舞い」ですので、年賀状を出す時期は松の内(一般的には1月1日~1月7日)の間ですので、1月7日をすぎてから返信することが多いです。

 

寒中見舞いの書くときのポイント

 

①最初の一文は、「寒中お見舞い申し上げます」。②季節や天候に応じた心情や季節感を現す言葉を綴ります。

③近況報告(長々とは書きません)

④結びの挨拶、受け取る側への気遣いを書きます。

⑤文末に寒中見舞いでは、「平成○○年元旦」とは、せず「平成○○年○月」とします。

年賀はがきを使用してはいけません

 

一般の郵便はがき又は、私製はがきを使用します。

 

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文例(その1)

寒中お見舞い申し上げます

暦の上では春とはいえ、まだまだ厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

(近況)

 

風邪などおひきにならないように、ご家族の方皆様のご自愛をお祈り申し上げます。

 

 

 

文例(その2)

寒中お見舞い申し上げます。

年改まって、寒気がひとしおつのってまいりました。

 

(近況)

 

寒さ続くこのごろ、皆様のご健康をお祈り申しあげます。

 

動画:寒中見舞い 例文・テンプレート(喪中に年賀状が届いた場合)

 

寒中見舞いは、喪中の方への年賀状「代わり、おわび状、お返事」以外に、喪中以外の方からいただいた相手に年賀状を出していないときに使います。

年賀状を出した後にお歳暮をいただいたときは、お礼状として出します。

喪中見舞いとは?

喪中を知らなかった相手から届いた場合には、はがきをいただいたお礼とお悔やみの言葉を書いて返信するときにだすお手紙です。

 

はがきよりお手紙で書かれるほうが相手の気遣いがより深まるので、近年は、手紙の方を出す方が多く、またこの時に香典を添えて送る場合も増えているようです。

 

ただし、故人のお通夜、お葬式などに参列して、弔問が済んでいる場合は、喪中見舞いを返信しなくても失礼にはあたりません

 

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まとめ

年賀状は日ごろご無沙汰しがちな方と結びつけてくれる有効な手段です。

数年会ってはいなくても、年賀状のやり取りだけは欠かさず毎年している相手もいらっしゃいます。

 

喪中のはがきがきたら送り主の気持ちを察して、喪中見舞い、寒中見舞いを出してまた次の年から素敵な年賀状のやりとりが続けられることでしょう。

 

 

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