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「謹賀新年」ってどういう意味?「賀正」「迎春」「初春』の使い方は?

公開日: : 最終更新日:2016/11/03 マナー・しきたり

年賀状を書く時に最初に各文字が「謹賀新年」ですね、また「賀正」「迎春」「初春」とも書きます。

 

でも、その意味や使い方を知っていますか?気になったので調べてみました。

 

◦謹賀新年・賀正・迎春・初春のそれぞれの意味
◦謹賀新年・賀正・迎春・初春の使い方
◦年賀状の書き方

 

これから、年賀状を書く準備をしている方はぜひお子さん達と一緒に読んでみて下さい。

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謹賀新年・賀正・迎春・初春のそれぞれの意味

謹賀新年・賀正・迎春・初春など年賀状に良く使われますね、これらの言葉は「賀詞」呼ばれていて年賀状だけでなくお祝いに使われている言葉です。

「賀詞」には文字数によって意味が違ってきます

 

4文字の賀詞の代表例

謹賀新年:謹んで新年をお祝いいたします。

恭賀新年:うやうやしく新年をお祝いいたします。

どちらも目下の者から目上の者へ使う言葉です。

 

2文字の賀詞の代表例

賀正:お正月を祝います

新春:新しい年ですね

迎春:新年を迎えましたね

シンプルにお祝いを表す言葉です

 

1文字の賀詞の代表例

賀・寿・福:どれもおめでたいですねと言う意味

意味で分かる通り文字数が多いほどへりくだって丁寧に使われます。

 

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謹賀新年・賀正・迎春・初春の使い方

そもそも年賀状は相手を敬い礼儀正しく送るものですから、普段何気なく年賀状で使っていた賀詞でも意味がわかると使い方が違うことがよくわかります。

 

4文字の賀詞は目上のかたに年賀状を送るときに使います、例えば上司や取引先、年上の親戚に送るときに使います

 

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それ以外の2文字1文字お友達など親しい間柄の方に送るときに使いましょう。

2文字1文字の賀詞で目上の方に送ると失礼に当たりますから注意してください。

 

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年賀状の書き方

年賀状の書き方の基本

 

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①賀詞は目上の方には4文字、それ以外は2文字か1文字に気を付けましょう。

 

「新年」と「あけまして」は同じ意味、同時に使わない。(新年おめでとうと書くのが正解です)

 

③「賀正」と「あけまして」も同じ意味です、同時には使いません。

 

④賀詞の後に続く文章は最初に相手を思いやる言葉を8割続いて自分の近況を2割にしましょう。

 

⑤上司や取引先には家族の写真入りはタブー、家族写真は親しい間柄の人にだけ送りましょう。(出産祝いをいただいている方には写真入りが喜ばれることもあります)

 

⑥最後の「1月1日」と「元旦」は同じ意味、どちらかにする。

 

⑦修正ペンは使わずに新しく書き直しましょう、書き損じは郵便局に持参すると1枚5円で新しいものと交換してくれます。

 

⑧赤ペンは字を書くのには使わない、黒、青、濃紺で書きましょう

 

⑨賀詞を「HAPPY NEW YEAR」と書く場合、「A HAPPY NEW YEAR」だと良いお年をと言う意味になり年越し前の挨拶になってしまいます注意しましょう。

 

⑩縁起の良い言葉を使いましょう

去年ではなく昨年・旧年と書きましょう。

 

以上のことに少し注意するだけで年賀状は簡単に書くことができます。

また出す時の注意ですが、1月1日までにつくには年賀状の受付期間の12月15日から12月25日の間に出さなくてはいけません。1月3日までにはつくように出しましょう。

 

年賀状用にお子さんと一緒に消しゴムハンコを作ってみませんか。

簡単にできる動画を見つけたので見てみて下さい。

 

 

毎年、年賀状を作っていてもパソコンで作ったり印刷屋さんに任せたりしている方も多いと思いますが、年賀状の開いている白紙の部分に一言加えるだけで相手に与える印象はずいぶん違うものです是非、近況を書き加えてみてはいかがでしょうか。

 

また送る相手によって賀詞を変えるだけでも相手を重んじて敬う気持ちは伝わります、今年はお子さんと一緒にお友達や親戚に自分で年賀状を書いてみませんか?

 

 

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