脳梗塞の原因は?こんな症状がでたら危険かも?予防方法は?
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最終更新日:2016/12/15
健康
脳梗塞は5人に1人は発症していると言ういのちにかかわる病気です。
でも、早めに対処することで後遺症を軽度にすることもできます。
脳梗塞の原因から予防法まで調べてみました。
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脳梗塞の原因は?こんな症状がでたら危険かも?予防方法は?
◦脳梗塞の原因とは
◦脳梗塞の症状と前兆
◦脳梗塞の予防
これを読んで脳梗塞のことを知り予防しましょう。
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脳梗塞の原因とは
脳梗塞とは脳血管障害の病気の1つです。
脳血管障害とは「脳の血管が破れたり詰まったりすることが原因で脳に障害がおこる病気」ですが脳梗塞も脳血管障害で脳の血管が詰まる病気です。
血管に血液の塊ができて血管がつまり血栓ができます、すると心臓の動きでその血栓がはがれて血流にのって脳に到達し脳の血管が狭くなり塞がります、脳に血液が十分に届かない状態になり、それが長く続くと脳細胞が壊死して体に後遺症が残ります。
脳梗塞の原因として4つの危険因子があります。
高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙ですがその他にも肥満、運動不足などもあります。
特に高血圧は治療せずに放置していると、脳梗塞を発症する危険性が高まります。
脳梗塞の症状と前兆
脳梗塞の前兆は顔面神経麻痺、言語障害、感覚障害の症状です。
次のような症状を感じた時はすぐに病院に受診しましょう。
・顔や手足がマヒして片側しか動かない
・ろれつが回らなくしゃべりづらい
・口がきちんと閉まらない片側からよだれが垂れる
・めまい、立ちくらみがする
・目の焦点が合わない
・片側の手足に力が入らない
以上のことをTIA(一過性脳虚血発作)といい短時間(2~30分)で消えますが放っておくと3か月以内に脳梗塞を起こすと言われています。
しかし、脳梗塞はこんな前触れもなく突然発症することも多いです。
TIAが起こった後5%の人は症状が消えずにそのまま脳梗塞になることもあります。
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脳梗塞となっている時には以下のような症状が出ます
①顔がゆがんでいる:脳梗塞を起こすと体の半分がマヒするためマヒしている側が緩んで顔がゆがんで見えます。
②両手を上げても片腕が上がらない。
③口の動きの異変:口の筋肉やのどがマヒするため、ろれつが回らなかったり水が飲めずに片側からこぼれます。
この症状が出た時は一刻も早く病院にかかりましょう。
脳梗塞は時間がたてばたつほどに障害が広がり後遺症が重くなります。
脳梗塞についてわかりやすい動画を見つけたので参考にしてください
脳梗塞の予防
脳梗塞は思い障害が残る恐ろしい病気ですから、予防することがとても重要です。
①毎晩コップ1杯の水を飲んで寝る
②高血圧の治療をする:高齢者は140/90mmHg・若年中年者は130/85mmHg
脳梗塞は朝の起床時と就寝中に起きやすいので起床時の血圧は135以下にしましょう
血圧の急激な変動も脳梗塞が起こりやすいので寒いところに行く時はマスクを付けたり、低血圧にならないよう薬のコントロールをしましょう。
③糖尿病を治療する
④高脂血症を治療する:30~40歳代は220程度、50歳以上は260程度を目標値にする
⑤肥満ならない
⑥禁煙する
⑦適度な飲酒:5~1合
以上の他に脳卒中を予防する食べ物を積極的に食べましょう
・納豆:ナットウキナーゼは血液をサラサラにしてくれます
・ポリフェノールを多く含む食品:チョコレート、赤ワイン、ウーロン茶、バナナ、コーヒー、玉葱、小豆などを適量摂取する
・グレープフルーツ:ジュースでも良い。1日1個とることで、脳梗塞になる可能性が30%減ります。
・干しブドウは血管の炎症を抑える働きがあります:夕食後に10粒
生活習慣病を治療して食生活を改善するだけで、脳梗塞を予防することができます、ぜひ実践して下さい。
脳梗塞は今高齢者だけでなく若年でも起こります、生活習慣病だけでなくストレスが大きな原因になるとも言われています。
ストレスをためないバランスの取れた食事をとる、ゆったりと生活をする、適度に運動をする自己管理をしっかり行って脳梗塞にならないようにしましょう。
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