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立冬とはいつ?食べ物は何をたべるといいの?時候の挨拶は?

公開日: : マナー・しきたり

秋になり、食べ物がおいしい季節がやってきました。

でも、秋なんてあっという間に過ぎてしまいすぐにがやってきます。

 

その冬の始まりに立冬と呼ばれる日があるのは知っていましたが、立冬ってなに?と子供たちに聞かれてもすぐには答えられない、そういうことって時々ありませんか?

 

そこで子供たちに教えるために立冬について詳しく調べてみることにしました。

 

◦2016年の立冬はいつ?
◦立冬の意味や由来は?
◦何を食べるといいの?
◦時候の挨拶は?

 

ぜひ、参考にしていただいてここを見てくれているお母さん方もご自分の子供たちに教えてあげてください。

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2016年の立冬はいつ?

立冬(りっとう)とは毎年11月7日頃から次の節気の小雪(しょうせつ)までの間のことを言います。

 

その年によって2~3日前後しますが、2016年の立冬は11月7日から11月21日までです。

 

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立冬の意味や由来は?

立冬(りっとう)とは二十四節気の第19番目の節です。

 

こうやって聞くとさっぱりわかりませんよね。

昔の中国の暦が起源ですが1年を24に分けてその時の季節や気候がわかりやすく表現されていて、春夏秋冬がさらに6つにわかれ、良く知られている節気は立春・春分・立夏・夏至・大暑・立秋・秋分・立冬・大雪・冬至・大寒などがあります。

 

四季を通して立つと言う言葉がついていますが、季節の始まりに立が付き立冬も冬の始まりの季節で初めて冬の気配を感じる季節、江戸時代からある節気の暦の解説書「暦便覧」では「冬の気立ち始めて、いよいよ冷えゆれば也」と説明しています。

 

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暦の上ではこの日から立春の前日までが冬ですが実際の季節とは少しずれているような気がしませんか?

それはこの暦が中国の黄河付近で作られたもので日本の季節とは少し気候が違うからなのです。

 

でも、季節が細かく分かれていることで昔の農家の人々にはとても重宝され親しまれていました。

 

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何を食べるといいの?

立冬の頃日本では調度秋、食べ物のおいしい季節ですよね。

私も、つい食べ過ぎてしまいます食欲の秋です。

 

立冬にはこれを食べなければいけないという行事食はありません

 

日本には様々な行事食がありますよね、例えば土用の丑の日にはうなぎ、冬至の日にはかぼちゃでは、立冬は?

 

立冬の日には、「あられ、お煎餅の日」「鍋の日」と書いてありますが行事食ではないけれどとても意味があるのを知っていますか?

 

中国には「立冬補冬」と言う言葉があって、立冬の日は食べ物で体調を整えましょうと言う意味があります。

立冬の時期は秋の季節の変わり目で日中は暖かいですが夜になると急に冷えて、空気も乾燥しているので風邪に罹ったり、体調を崩しやすい時期です。

 

ビタミンやミネラルだけでなく良質タンパク質をたっぷりと食べて冬の寒さに備えましょう。

 

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例えば11月の旬の野菜である春菊、きのこ、大根、人参、白菜と旬の魚は鮭、カニ、などの鍋にショウガをたっぷり利かせれば体も温まりビタミン、タンパク質もたっぷりとれますね。

 

食べ過ぎに注意しながら冬を乗り切りましょう。

時候の挨拶は?

立冬の時期11月はお祝い事も多い時期ですよね。

結婚式、出産、七五三などご親戚やご両親にお祝いのお礼状を書く時に時候の挨拶を付けると印象が格段に良く見えます。

 

そんな時、時候の挨拶にはどんなものがあるか知っておくと便利です。

 

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手紙を書く時にはまず、拝啓など頭語に続けて前文を書きます。

この全文に時候の挨拶が入ります。

 

立冬の時期には

立冬の候、落葉の候、深秋の候などを書き出し

続けて、

「朝晩はめっきり寒くなって参りました」や、「街路樹もすっかり葉を落とし、秋の気配に寂しさを感じる季節となりました」など季節を感じる言葉を加えます。

 

さらに「お風邪など召していませんか?」とか「お元気でお過ごしでしょうか?」「お変わりございませんか?」など相手を気遣う言葉を入れると好印象です。

 

そして、お礼や最近あった出来事を加えながら最後に

末文

「向寒の折、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます」

「夜寒の折、体調など崩されませんようお健やかにお過ごしください」

などを書き最後は女性なら「かしこ」男性なら「敬具」と書きます。

 

普段は砕けた口調で話されていても、こう言った昔ながらの手法で手紙を書くとなお一層お礼の思いが伝わります

 

ぜひ、手紙を書く時には使ってみてください。

 

 

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